2024年度英国ノーランドカレッジ乳幼児教育研修会の感想

海外研修

ナニーSさんの声

Q1. 参加を決めた理由は何ですか?

A. ナニーとしての実績が2年弱とまだまだ未熟なので、プロフェッショナルなナニーになるために、今の自分には何が足りないのかを知り、今後お子様と接する自信とノウハウを身につけたいと思いました。

Q2. 1番印象に残っていることは何ですか?

A. 私が1番印象に残った講義は4日目のローズ校長の脳科学の授業です。

手のひらを使って感情をコントロールするやり方を教わり、とてもイメージしやすかったです。
お子様が癇癪を起しているときは脳のMiddle Prefrontal Cortex(中位前頭前皮質)=自己制御の部分、たとえると手の5本の指が全て開いてしまっている状態なのだそうです。ですから、ナニーはひざまずいてお子様の目線に合わせ、やさしく「大丈夫、大丈夫」と落ち着かせてあげることが大切です。指を一本ずつ折っていく、閉じていくイメージです。
また、脳の成長には乳幼児期が大切、と実感はしていたものの、実際にローズ校長が提示してくれたデータで見ると説得力がありました。

Q3. 研修ご参加後、ご自身の業務に活かせる点や、保育に対する考え方等に変化した点があれば教えてください。

A. 私は個人宅のお世話中心ですので、業務に活かすのは実践あるのみだと思います。
お母様との連携をはかり、信頼関係を築き、キーパーソンとなって頑張りたいです。また、今までは3歳より大きいお子様のお世話が多かったのですが、これからは新生児や小さいお子様のお世話にも積極的に入り、ノーランドで学んだ脳科学の教育を実践したいと思いました。

Q4. 今後参加されるかたへメッセージをお願いします。

A. 志し高き仲間と共に過ごした10日間は大変勉強になり、自分とは違う視点で物事を考える仲間の話しに気付きをもらい、とにかく沢山の刺激ももらいました。ジュリア先生は心豊かな素晴らしい方で色んな事を学ばせて頂きました。とても素晴らしい研修でした。この貴重な体験を一人でも多くの方に学んでもらいたいと心から思います。