2024年度米国ボストン・ハーバード大学近郊 乳幼児教育研修会の感想

海外研修

認定こども園施設長 Tさん

Q1. 参加を決めた理由は何ですか?

A. ハーバード大学での学びを、現場での実践に繋げたかったからです。

帰国後、実際に学んだことをスタッフに伝える研修会を行ったり、現場で生かせることを自らエデュケア実践に繋げることで、お子様の瞳が輝く瞬間が沢山ございました。お子様達は、海外のエピソードを写真や動画を通して身近なスタッフから話を聞くことから、日本の素晴らしさを改めて感じ、多くの不思議を一緒に考えることに繋がりました。

Q2. 1番印象に残っていることは何ですか?

A. ヴェロニカ先生の講義です。

シンポジウムで年に1回、講演を聞いていますが、いつもヴェロニカ先生の話は、理解しやすく心にスーッと入り込み私の栄養剤となります。
以下のヴェロニカ先生の話を子どもたちと考えてみたいと思いました。

〇東京もボストンも、夏は非常に暑い。気候変動について考える。どのようにしたら、子ども達が自然を守りそのために行動をおこすことができるか。
〇ジェンダー格差ー人類は全ての子ども達、特に女の子を支援し可能性を最大限に伸ばせるようにしなければならない。幼い時から、「女性でもこんなことが出来る。やってみよう」と思えるように導く。

Q3. 研修ご参加後、ご自身の業務に活かせる点や、保育に対する考え方等に変化した点があれば教えてください。

A. 世界的な広い視野で業務に取り組むことに意識を向けられるようになってきています。お子様が少し落ち着きたい時、タフツ大学で教えていただいたマインドフルネスの深呼吸法をお子様と一緒にしています。これにより、お子様は無理なく気持ちを落ち着かせることができるようになって感動です。また、保護者様との面談についても、目的を明確にしてから行うことによる効果があったことなど、具体的な取り組みを実践させていただいております。

Q4. 今後参加されるかたへメッセージをお願いします。

A. 現場の情熱のある施設長さん、スタッフの皆様のご参加は、必ずお子様の日々のエデュケア(教育+保育)活動に繋がります。海外研修での素晴らしい学びを、是非お子様との楽しいエデュケアに繋げて実践してみてください。ハーバード大学での講義や、海外の保育園視察をさせていただける貴重な経験を、是非楽しく学び現場で生かしていただけると幸いです。