2025年度、当ナーサリースクールでは、お子様の探究心を育む「とうきょう すくわくプログラム」(外部リンク)に取り組んできました。
活動の様子をまとめた活動報告書です。
以下より、ぜひご覧いただけますと幸いです。
テーマ「~日常からの発見を追及する~」
テーマ設定理由:子どもたちが日常の中で見つけるもの・ことについて探求し、発見したことについて掘り下げたり、そこから派生する新たな発見を探してみたりする中で探求心を深めていけるよう、本テーマを設定した。
【9月の活動】
前回、オリジナル楽器制作で音への関心を高めていたことを踏まえ、本物の楽器に触れることで、子どもの興味はどこへ向かうのか調査することを行った。
年間計画はこちら
7種類の本物の楽器を用意し、好きな楽器を自由に手に取って演奏できる環境を整えた。「こんなに大きな音が鳴るよ!」とお子様が豪快に音を鳴らすことを楽しむ一方では、一音一音を確かめるように慎重に鳴らすお子様の姿も見られていた。
マラカス・タンバリン


スティールパン
音に関して研究熱心なお子様。
ドイツ音名が書かれた盤を見ながら、どこを叩くとどの音が鳴るのかを考え、音階順に鳴らすことに挑戦していた。

ウッドブロック
純粋に音の響きを楽しんでいたお子様に対し、叩く場所で音が異なることを教えるお子様も。音の響きだけを楽しんでいたお子様も左右の高低差に気付き、聞き比べることを楽しんでいた。

ツリーチャイム
音に対する興味が広がり、ツリーチャイムコーナーでは、二人で音の高低に着目しながら鳴らしていた。本体の長さが短くなるにつれ音が高くなることに気付き、発信していた。

【あるお子様の活動に使用した楽器と材料】
オリジナル楽器→太鼓/材料→ビスケット缶、割りばし
前回→缶の太鼓では、響きや音量に限界があった。
今回→音を大きく鳴らすことや響かせることを意識して鳴らしていた。
【別のお子様の活動に使用した楽器と材料】
オリジナル楽器→ギロ/材料→ホース、割りばし
前回→ホースのギロでは、音に変化をつけられなかった。
今回→音の高低差に着目し、音階を意識して鳴らしていた。
【考察・まとめ】
上記の経緯から、楽器制作の活動を踏まえて本物の楽器に触れた際、二人の興味の着眼点は異なるように感じた。また、それぞれの気づきを共有し合うことで興味の幅が広がり、楽器の特徴や奏法への理解が深まっていくと感じた。
今回は与えられた楽器という受動的な環境下での活動だった為、今後は楽器の音に留まらず、日常の中に溢れる音から興味あるものを能動的に選択し、研究できるよう活動を展開していきたい。
【環境設定】
普段、直接見たり触れたりする機会がない珍しい楽器に触れ、音色や響きを確かめる機会を作った。
【準備物】
マラカス、タンバリン、スティールパン、ウッドブロック、ツリーチャイム