2026.05.29その他

2025年度、当ナーサリースクールでは、お子様の探究心を育む「とうきょう すくわくプログラム」(外部リンク)に取り組んできました。

活動の様子をまとめた活動報告書です。
以下より、ぜひご覧いただけますと幸いです。

 

テーマ「~日常からの発見を追及する~」

テーマ設定理由:子どもたちが日常の中で見つけるもの・ことについて探求し、発見したことについて掘り下げたり、そこから派生する新たな発見を探してみたりする中で探求心を深めていけるよう、本テーマを設定した。

 

【10月の活動】
これまでの活動で音や音楽への興味を深めてきた子どもたちの姿を受け、今回はその関心を身近な社会へと広げる為、街にある様々な音に目を向けられるよう音探しの活動を行った。

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カフェの前を通ると店内に音楽が流れていることに気付いたお子様。「お店って曲流れてるよね」と話しており、保育者が「なんでだろう?」と問いかけると、「お客さんが楽しくなるからじゃない?」と答えていた。

コンビニの前では、耳馴染みのある音楽に「チャラララララン」と一緒に口ずさんでいた。

交番前で声をかけてくれた警察官と挨拶を交わすお子様。音探しからは逸れ、偶然に立ち寄った場所だったが、交番には音楽が流れていないことに気付く。

郵便局前でも「静かだね」と、音がないという気付きを発信していた。保育者が「なんでだろう?」と問いかけると「わかんない」と話していた。

工事現場前では重機の大きな音が響いていた。耳を塞ごうとする姿も見られていたが、近づくと作業を止めてくれており、静かな中を通行。「この音ずっと聞いてるのかな」と、気にかける様子も見られた。

【考察・まとめ】

街を歩く中で「音」という身近な環境要素に意識を向け、場所や職業によって音の在り方が異なることに気付いていった。カフェやコンビニではBGMに耳を傾け、口ずさんだりする姿から、音が人の気持ちを和らげたり、場の雰囲気をつくっていることを体感していた。

一方で、交番や郵便局といった公共機関では音楽が流れていないことに気付き、「わかんない」に終着したものの、その理由を自分なりに探し出そうとする姿が見られた。また、工事現場では大きな音に対して耳を塞ごうとするなど、音の大きさや種類による感じ方の違いに気付き、街の音をただ聞くだけでなく、意味のある情報として捉えようとする姿勢が伺える。音をきっかけに、その場所で働く人の役割や工夫に目を向ける姿は、職業への興味関心の芽生えにつながっていると考えられる。

今後は、子どもたちが抱いた疑問を大切に、職業インタビューの活動へと発展させることで、仕事の目的や場に応じた工夫について、より深く学べる機会につなげていきたい。子ども自身の気付きから始まる探究的な活動を継続することで、社会への理解と主体的な学びを育んでいく。

 

【環境設定】
いつもの戸外活動のコースや駅前商店街などを安全に配慮しながら歩き、いろいろな発見、気づきに繋げる。

 

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