2025.03.31その他

ポピンズナーサリースクール代々木上原では、2024年夏より「とうきょう すくわくプログラム」(外部リンク)の取り組みを実施しています。

当ナーサリースクールでは、「音」をテーマに探究活動を行いました。
今回は、5歳児クラスで行った活動「夏の音探し」をご紹介します✨

活動1:夏の花火の「音」を身の回りのもので表現しよう。

テーマ

生活の中であふれているたくさんの「音」。
まずは「夏の音」探しから始まり、身の回りのものを使って「音」を作り出し、楽しむ活動を行いました。

人数 9名
時間 1時間程度
場所 5歳児室
準備物 ラップの芯、マジック、図鑑、風鈴

探究活動を実践する

図鑑を思い切り閉じる「音」と花火の音が似ていると感じたことから、「音」の発生の素材探しをしました。
その後、夏の「音」として風鈴が思いつき、遊びが発展していきました。

どうやったら、身近なもので表現できるか。
お子様たちは試行錯誤しながら取り組んでいました。

●お子様の様子
ラップの芯をふいてみて「音」を出してみました。
目をつぶって聞くと「ラップをふく、”ヒュー”の音が花火の上がる前で、図鑑の”バン!”は打ちあがった音みたい」という意見が出ました。
その「音」を他のクラスの友だちにも披露し、お子様同士で感じた事を共有していました。

「風鈴活動」では色付けを楽しみ、持つ場所によって音の違いを発見した。

振り返りをふまえた気づき

●職員カンファレンス
・生活の中にあふれている様々な「音」に着目し、図鑑をバン!と閉じた「音」から花火を思い出し、その「音」を再現してみようとする子どもならではの発想と感じた。
・部屋の中で花火の「音」に近いものを探すには苦労していたが、廃材コーナーからラップの芯を見つけた。常に廃材を補充しアイデアが浮かぶように環境を整えておくのは大切。
・目をつぶって耳だけを頼りに聞く。という方法を思いつくとは思わなかった。集中力た皆で聞く一体感があった。

活動2:夏の「音」ってなんだろう。

テーマ

最初の活動が発展し、夏にあふれる「音」は何か?という「問い」をたて、身近に聞こえるものを探し「音」を再現することに挑戦しました。

人数 11名
時間 1時間程度で数回実施
場所 保育室、エントランス、公園
準備物 ビニール袋、メモ用紙、えんぴつ、ペットボトル、楽器、戸外活動場所

探究活動を実践する

夏の音を探し、文字で表現し、身の回りのもので夏の音を再現することができるか考えました。

●お子様の様子
素材を押したり擦ったりしながら、様々な方法で音が出るということを発見し、音の不思議について興味をった様子が見られました。

振り返りをふまえた気づき

●職員カンファレンス
・身近なもので「音」を作り出すことの難しさを感じる様子があったが、子どもならではの発想でうまく音を再現することができていた。
・身近な音に着目して、聴覚を研ぎ澄まして「聴く」という経験を通して、お子様達の興味関心に繋がり、次の活動に発展させることができた。
・虫の羽の音をビニールの摩擦で表現など、子どもならではのおもしろい発想に感心した。

 

興味を持って楽しむワクワク感って、大切だな…スタッフも感じることができた活動でした。
そこから始まった「音」探しが、やがて美しい「音」への興味に移っていきます。
次の活動はこちら

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