ポピンズナーサリースクール芝浦では、お子様の興味・関心を広げる「とうきょうすくわくプログラム」での探究活動を実施しております。
今回は取り組みの内容と、お子様たちの気づき・学びの様子をご紹介いたします。
活動の背景
【テーマ】
食を通じた多文化理解
【テーマの設定理由】
クッキングや食育に楽しんで参加する様子から、 食文化を通して多様な世界を知ってもらいたいと考えた為
【準備物】
透明な鍋、こんぶ、かつおぶし、削り器、食べ物図鑑
【活動スケジュール】
2025年3月
今回のテーマは「日本」!
食べ物図鑑や絵本を通して、日本ならではの食べ物があることに気づいたお子様たち。
毎日食べるお味噌汁が何からできているのかを知る食育をおこないました。
① かつおぶしって何?
まずはそのままのかつおぶしをお子様たちに見せ、「これなんだと思う?」と聞いてみると…
「わからない」
「なにこれ」
という声が。

イラストを見せながら「これはカツオっていうお魚なんだよ」と伝えると、
「これがお魚なの!?」と驚いていました。
② 削るとどうなる?


かつおぶしを実際に触り、硬さや重さを感じたお子様たち。
栄養士が専用の削り器でかつおぶしを削っていきます。
細かくなったかつおぶしを見て
「これ知ってる!」
「たこ焼きにかかってるやつだよね。」
と、削る前のかつおぶしより身近に感じることができたようです。
③ かつおぶしから出汁をとってみよう!

中が見える透明の鍋を使い、かつお出汁を作ってみます。
「いいにおい!」
と楽しみにしていたお子様たちですが、実際に飲んでみると
「ちょっと苦い」
「あまりおいしくない」
味噌を加えてもう一度飲んでみます。
「おいしい!」
「味が全然違う」
と驚いた様子でした。
出汁だけではなく、味噌だけでもなく、二つが合わさっていつもの美味しいお味噌汁ができていることを発見したお子様たち。感じた味を言葉で表現することも出来ました。
今後もお子様自身の「探求心」の育ちを見守りながら、活動を展開していけるように尽力してまいります。